合 体 植 物

植物の不思議に触れて
 
合体植物「ハクコン」
 
県フラワーセンター棚田さん、栽培成功
 
 
 大和郡山市額田部南町の県フラワーセンターで地上部が白菜、地下部が大根の合体植物「ハクコン」が展示されている。
嘱託職員の棚田一治さん(64)が、約3年の研究を重ねて栽培に成功させた。植物の不思議に触れて興味を持ってもらおうと企画。
同センターでは05、10年に大根とキャベツの合体植物「キャベコン」の栽培を成功させて、展示を実施して来た。
棚田さんは「合体植物には無限の可能性がある」と話している。
 合体植物は、白菜の根こぶ病対策のために10年以上前に開発された技術「接ぎ木」を応用して作る。
ハクコンは棚田さんが「多くの人が初めて見るものを展示して、植物の不思議さを感じてもらえたら」と研究して来た。
 白菜と大根の種をまく時期をずらして、接合させる時の茎の太さを均一に調整。
生育させるビニールトンネルの中の温度を、常に25度前後に保つなどして栽培を成功させた。
 今回はハクコンの他に、赤カブと大根を合体させた「カブコン」、白と赤の大根を合体させた「コンコン」も作った。
成功率は約15%と低く、うまく育った計17鉢を展示している。展示は3月上旬まで。
午前9時〜午後4時半、入場無料。問い合わせは同センター(0743・59・0075)。【山崎一輝】
毎日新聞 2月8日(水)奈良版 朝刊より
 
ハクコン
コンコン
カブコン
奈良県フラワーセンター

Last updated: 2012/2/10
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